彩の歳時記 令和2年10月
月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど 大江千里『古今集』 「月を見るとあれこれきりもなく悲しく思われる。私一人だけの秋ではないのだけれど」 十月は古来より観月の好時節、詩歌を詠じ … 続きを読む 彩の歳時記 令和2年10月