彩の歳時記 令和7年7月

たなばたの 逢ふ瀬は雲のよそに見て 別れのにはに 露ぞおきそふ                        ―光源氏 「七夕の逢瀬は雲の向こうの別世界のことと思って、ひとりのわたしは別れの露をおくこの庭に、涙の露を添え … 続きを読む 彩の歳時記 令和7年7月