彩の歳時記 令和5年8月
我が宿のなでしこの花盛りなり 手折り(たを)て一目 見せむ子もがも 大友家持【718~785】 万葉集の中で一番多く詠まれる花、撫子、「撫でし子」の語意がしばしば子どもや女性に喩えられる秋の景物。万葉集は七世紀末から八世 … 続きを読む 彩の歳時記 令和5年8月