彩の歳時記 令和6年5月
道の辺の茨(うばら)のうれに延(は)ほ豆の からまる君を はかれか行かむふ藤の花なれば そこひも知らぬ色の深さか (道端のうまらの枝先まで這う豆かずらのようにからまりつく若君。そんな君を残して別れゆかなければならないのか … 続きを読む 彩の歳時記 令和6年5月