生徒に教えるための技術、知識の指導並びに教室運営を学ぶコースです。多彩な帯結びの創作研究と女性にとって夢である花嫁衣裳の着装技術を学びます。
多彩な帯結びの創作研究と女性にとって夢である花嫁衣裳の着装技術を学びます。合同授業は春と秋の年2回行なわれ、きもの大学コースへ進んでからも受講できます。
授業料は分割でお支払いいただけます。
入会金、年会費、維持費等はございません。
お支払い方法は、現金・郵便振込の場合、授業料は1,2,3回払い(大学は2回迄)、受験料・認定料は1回払いです。
クレジットカードの場合は、すべて 1 ~ 10 回払いです。分割手数料は、各カード会社指定の手数料に依ります。
万一、中途で受講できなくなったときは、全回数の半分以下の場合は半額返金、その後はお戻しできません。
但し、6ヶ月未満で再入学された場合は納入済みの授業料は有効です。
カードの解約は、ご本人が直接信販会社へご連絡下さい。
『 感謝 』
松戸校に入門し、楽しみながらの教室が始まりました。しかし、まもなくして膝を痛めてしまいました。痛くて心が折れそうになり、「もう無理です」と校長はじめスタッフの皆様にお話ししました。ところが、皆さんから「ゆっくり学べばいいのよ」と励ましをいただいたことで気持ちが楽になり、前向きに頑張れました。
そんな折に、文楽・豊竹若太夫様の襲名披露パーティーの案内状をいただきました。たくさんの著名人の方々の中、堂々と着物姿で伺うことができたのは、松戸校の皆様のおかげと心より感謝申し上げます。これからも文楽鑑賞などに着物姿でお出かけしたいと思っております。
『 体験だけのつもりが 』
着付けに興味を持ったきっかけは、七五三の時期に写真館でアルバイトをしたことでした。着付けができるようになりたい!と思い、教室を探し始めました。すると、巷にはたくさんの教室があり、どう選んでいいかわからず、インスピレーションで彩きもの学院の体験に申し込みをしました。
当初は8回の無料体験のみ受講のつもりが、毎回素敵な着姿に見とれてしまう先生方や気の合う仲間に恵まれ、稽古が予想以上に楽しくなりあれよあれよという間に経営科まで進んできました。今となっては、彩を選んだ私自身に拍手です。今後もお稽古や、それ以外でも人生を豊かにしてくれるものとして着付けに関わっていけたら幸せに思います。
『 生涯の宝 』
期待と不安でドキドキしながら教室を訪ねてから早くも二年。自分の着付けに精一杯で、心が折れそうになることもたくさんありました。しかし、そんな私が続けられたのは、教室でともに学ぶ仲間の存在のおかげです。年齢層はさまざまですが、「着物を楽しみたい」という共通の目標を持つ、心優しく、底抜けに明るく楽しい素晴らしい仲間に恵まれたこと、それが一生の宝となりました。心から感謝しています。
自分の着付けに少し欲が出てきた時、インターンの機会をいただき、参加することにしました。初心を思い出し基礎から見直せること、美しい着物姿は立ち振る舞いが大切であることなど、とても勉強になります。いつか憧れの先生方のように、着物を美しく着こなせるように頑張って学んで、楽しんでいきたいと思っています。
着物と私 ―そして これから―
若い頃、お茶会の度に母がいろいろな帯結びで着付けてくれました。でも母が亡くなり、着物を着る機会も減りました。母が残してくれた着物を活用したいと思っていた時、学院の広告を見て飛びつきました。夫も着物を着た私と出かけたいと応援してくれました。
しかし、基礎科の時、夫が急死。心も体も動かなくなりました。そんな私に校長先生が暖かいお言葉を何度も掛けてくださり、なんとか受講を再開することができました。空虚になってしまった私の心を着物の魅力が徐々に埋めていってくれています。七十の手習いで頭と体がなかなかついていけませんが、日本文化としての着物を学び、より身近なものにしていきたいと思っています。
洋服より和服で
以前から、和服に興味を持っていましたが、正しい着方を習う事もなく着る機会も滅多にありませんでした。和服好きな伯母から数枚の着物を頂いたこともあり何時かこれらの着物を着て外出出来たら、と思うようになりましたが忙しく時間が取れずに時が過ぎ去って行きました。
そのような時に私の和服好きを知る方から数枚の着物を頂き、改めて着方を習おうと思っていた時に学院の広告を目にして申し込みをしました。入門コースでは何が何やらと戸惑っていましたが基礎科へ進級し、終了する頃にはもっと美しく着たいと思うようになっていました。何時の日か「お出かけは洋服よりも和服で」と思える日が来るようにしたいと思っています。
十二年目
私が基礎科を卒業して新たに研究科に入学するまで十二年かかりました。なぜすぐに研究科に進まなかったと言うと、パートの仕事が忙しく、休みが取りにくかった為です。そのうち二人の子供が大学に進学し、学費や塾代が高額になり、社員として働くようになった事で、パートの時以上に忙しくなってしまいました。
それでも、まるっきり着物を着なかった訳ではありません。基礎科の時の友人達と月一回の「着物でランチ会」を実施していましたが、当然綺麗に着られません。呉服屋さんの無料講座に参加してみたりもしましたが、どうもうまく着られません。他の友人達がとても綺麗に着ている姿を見ていつかは研究科・経営科、そして大学生になりたいという夢を持ちました。
コロナ禍で思うように「ランチ会」も開催出来ず、このまま着物から離れてしまっては残念と言う思いから一念発起して研究科に入学することを決意し、何とか卒業することが出来ました。そして新たな夢は孫の七五三の時に娘に着物を着付けることです。その目標に向かって他装の技術を身につけられるように努力して参ります。
世代を超えて同じものを楽しむ
先日母が「友達の結婚式の写真を貰った」と50年程前の写真を私に見せてくれました。
振袖を着てふくら雀を締めた母が写っていましたが、その姿は研究科の実技試験で着付けをしたそのままのコーディネートでした。
母から受け継いだ着物の中から、私が勝手に選んだものと同じ装いだったので2人で嬉しくなりました。
世代を超えて同じものを着られるのは、着物の魅力の一つだと思います。着物を学び、私も和服の素敵な文化を次の世代に繋げていけるようになりたいと思います。
まだまだ着こなす…までの道のりは長いですが楽しみながらステップアップしていきたいです。
細雪の四姉妹
谷崎潤一郎原作の「細雪」を舞台で見て、女性の着物姿の美しさに気づき、「こんな風に着物を着こなせたら素敵だなぁ」と思ったのが着付け教室に通うきっかけでした。
入門科の授業だけでは自分が理想とする姿にほど遠く、基礎科、研究科、経営科に進み、先生の丁寧なご指導とワンポイントアドバイスに目から鱗が落ちるような感覚で楽しく学ばせて頂いております。
「お稽古はなるべく着物を着ていきましょうよ」というクラスのメンバー奨励のもと、着物を着る機会を増やし、度胸をつけていきました。授業で新しいことを覚えるのは新鮮で楽しいのですが、過
去に習ったことを振り返る大切さも感じ先生に相談したところ、インターン制度のことを教えてもらい参加させて頂く機会を得ました。この頃は自装だけでなく他装の楽しさも感じております。着物を着
る美しさ、楽しさを周りの方たちにも伝えていけたら幸いです。
着つけのお手伝いができたならば‥
学生時代にほんの少し日本舞踊を習っていたので、着物を着る機会はあったが、社会人になり、仕事が忙しくなるにつれ、着物にふれることさえ無くなってしまった。
数年前に“百人一首の街”宇都宮へ住むことになり、たまたま出掛けた百人一首会場で、小学生に着物と袴を着せている若いお母さん達の姿を目にした。中には手元が覚束ない方もいて、私に着つけが出来ればお手伝い出来るのに‥という思いが湧いてきた。
ちょうどコロナ禍が始まった頃だったが、細心の注意が払われた着つけ指導の彩きもの学院で勉強する事となった。
一緒に学ぶ友達もでき、一つ一つ出来ることが増えてゆく楽しさを味わっている。
着物は最高のおめかし
私が着物を始めるきっかけは、息子の卒業式に着物を着たいと思ったことです。
始めてみたらすっかり着物の魅力にはまってしまいました。
着物は着るだけでとてもスペシャルな感じがして気分が上がります。元々おめかし好きな私にとって着物は最高のおめかし。そして人に着せても喜んでもらえます。こんな楽しいことはありません。機会があれば家族や友人に着せて一緒にお出かけしたりと着物ライフを楽しんでいます。
校長はじめ先生方から、まだまだ学ぶことがたくさんあります。着物道は一日にしてならず。クラスの皆と楽しみながら長く続けたいと思います。
着物に一目惚れ
お着物姿の女性を見かける度に素敵だなぁと思っていました。子育てが少し落ち着き、趣味を考えた時に「昔母が着せてくれた着物を自分で着てみたい。」と、思い切ってネット検索。彩きもの学院に出会いました。
恋愛では一目惚れをしたことがないのに先生の装いや仕草に完全に一目惚れ。着物に関して全く知識のなかった私は本当にくだらない質問を沢山しましたが、毎回丁寧に教えてくださり楽しく教室に通えています。祖母が遺してくれた沢山の着物は身長が低い私サイズのものばかり。天国で喜んでくれていると思います。先生や技術を高め合える友人との出会いに感謝しつつ、温故知新を続ける彩きもの学院で学び続けたいです。
綺麗な着姿を目指して
今から二年前に甥の結婚式が決まり、御式に留袖で参列する事になりました。着付けはプロにお願いするとしても着崩れ位は自分で直せるようになりたいと、軽い気持ちで学院の門を叩きました。
和気あいあいとした雰囲気の中、楽しく学ぶ事が出来、あっという間に入門科を修了しました。ひと通り一人で着物を着る事が出来るようになったのですが、「着物を着る事が出来る」というのと「綺麗に着物を着る事が出来る」というのは全く別の事だと気が付きました。
それ以来、少しでも綺麗な着姿をと学び続け、今は経営科に在籍しています。理想にはまだ程遠いですが、綺麗な着姿を目指し、これからも楽しく着物を着続けていきたいと思っています。
『持ち物』については、以下のものは括弧内のもの全てを含めたものを指します。