
きものは四季を有する日本独特の美意識、日本文化そのものです。身にまとうことによって自分ばかりでなくまわりの人々の目をも楽しませ、心を豊かにしてくれます。女性らしく、しとやかに凛としたきもの、非日常感を味わうことのできるきもの、私たちと一緒に大和なでしこを目指しませんか?
大宮校 校長 阿部 幹子
当学院の講師は、かつては入門科から始めた元生徒です。
生徒だった頃の苦労や不安な気持ちが分かるから、
生徒の気持ちに寄り添いながら丁寧に指導いたします。
どなたでも自分の着付けがしっかり身につきます。
気楽にどんどんきもので出かけて欲しいから
当学院は純粋な学びと楽しみの場を提供しています。刺激的なきもの仲間との出会いを通して
ともに奥行きのある着付けの世界へ
一歩踏み出してみませんか?
JR大宮駅東口から徒歩5分
旧中山道沿い・大栄橋(東)交差点の角
大宮駅東口を降り、左手のマツモトキヨシ(2023年1月現在工事中)に沿って左へ曲がってください。
しばらくすると右手に一番街の商店街があります。そちらを抜けてください。
商店街を抜け、「一番街」交差点(旧中仙道)を左折します。
「大栄橋」交差点の角に建つ1Fがパソコンショップの「和久津ビル」です。
「和久津ビル」の5Fが大宮校です。
※2Fは本部事務局
大宮校では、<2ヶ月全8回>
着付け教室「入門科」の受講生を募集中。
普段着・ゆかた・フォーマル・手結びの帯まで
着付けのポイントを丁寧に教えます。
にて受付中です。
(平日9:00〜20:30 / 土曜日9:00〜17:30)
洋服より和服で
以前から、和服に興味を持っていましたが、正しい着方を習う事もなく着る機会も滅多にありませんでした。和服好きな伯母から数枚の着物を頂いたこともあり何時かこれらの着物を着て外出出来たら、と思うようになりましたが忙しく時間が取れずに時が過ぎ去って行きました。
そのような時に私の和服好きを知る方から数枚の着物を頂き、改めて着方を習おうと思っていた時に学院の広告を目にして申し込みをしました。入門コースでは何が何やらと戸惑っていましたが基礎科へ進級し、終了する頃にはもっと美しく着たいと思うようになっていました。何時の日か「お出かけは洋服よりも和服で」と思える日が来るようにしたいと思っています。
初心にかえって
「箪笥のおきものをおきものに」という新聞広告のキャッチコピーに惹かれ「彩きもの学院」に入門。大学生になり、きものの奥深さに触れ、先生方のように素敵に着こなしたいと思うこと然り。そこで一念発起インターン生に参加しました。
入門当時は、手順通りに着ることで精一杯。夢中で基礎科の課題をこなしていたのだと思います。今、改めて講義内容のひとつひとつが身に沁みます。微に入り細に入り、懇切丁寧に教えて頂いたのだと。少し時間をおいて、自分自身を振り返ることの大切さを実感しています。まだ始めたばかりですが、基礎科の生徒さん達と共に、技術を習得し「着こなし」を身に着けたいと思います。
インターン制度に参加して
初めに感激したのは、忘れかけた手順や身に付いていなかった技術を次々と埋められ、復習が出来ることです。次に嬉しかったのは、今の自分に足りない技術や知識に気づき、それを補っていける事です。着物を着ての勉強なので、授業前後には、助講師の先生にも質問したり手直しの助言など頂いています。
“格闘”しながらも一人で着物を着て銀座へ出掛け“着物を着て歌舞伎座へ”の夢も叶いました。先生方の丁寧な指導と両脇をガッチリ組んで引き上げて下さるリーダーシップのお陰です。教室に貼られた「技術・おしゃれ・知的空間の追求」という目標が目に留まります。これからは、色々なコーディネートを試し、おしゃれを楽しみたいと思います。
美しい着物姿に憧れて!
綺麗な着物姿のために着付けを学ぼうと、教室を探している時、「日本一の技術を目指して!彩きもの学院」の教室紹介が目に止まり、入門致しました。基礎科から経営科までの教室は、コロナ禍で途中延期もありましたが、少数クラスで先生の丁寧な指導と楽しい授業は時間が過ぎるのも気がつかない程でした。
大学生になり、さらに先生方から着付けの技術と着物に関する知識を学んでいます。現在、インターン制度を利用して教室に参加させて頂き再度基本を見直しています。
大学での勉強会やお出かけ会等着物の魅力を再確認しながら、着物を楽しみたいと考えております。
仕事の幅を広げたい
ヘアメイクの仕事をしてきたので、成人式や七五三など着物のある環境にはいた為、ヘアメイクだけではなく、いつか着つけもしっかり勉強したいと思っていた所、昔のお仕事で知り合えた着付の先生が、学院の先生をやられていて、その方に背中を押して頂き、重い腰をあげて学院の門をたたきました。
丁寧に教えて下さる優しい先生のお陰で、基礎科が始まって一ヶ月半ほどしか経っていないタイミングでしたが、娘の卒業式にはなんとか自分で着る事が出来て感激しております。
今後も楽しく学びながら、自分の仕事の幅も広げていけたらと考えております。
ふりかえって
学院に通い始めて、十年になります。基礎科・研究科・経営科と進み、大学生になった頃、夫が脳梗塞で倒れました。一年後に再発し、寝たきりになり、自宅介護をしながら続けてました。
二年前に夫が亡くなり、生活が変わったのは、助講師講座を受けてからです。集中的に指導を受け、忘れていた事や、気づかなかった点など、的確に教えて頂き、技術もアップした気がします。
入門の授業やイベントに参加して、着物を着る機会も増えました。どんなコーディネートにしようか迷いますが、楽しい時間です。これからはもっと、着物を楽しみながら学んでいきたいと思います。
“ 70の手習い”です
嫁入り道具にと苦労して揃えてくれた着物。一人では着られず、義母に着付けてもらい祝い事で利用しただけ。仕付けの掛かったままの普段着や祖母の形見は眠ったまま・・・。罰が当たる!長年迷った末、着てみようと思い立ち、学院の門を叩きました。
知識もなく覚えの悪い生徒を相手に先生方は根気よく丁寧に教えて下さり感謝です。追いつけず「待って下さい」も許され、二年も続けられました。着物に手を通せるようになっただけではなく、伝統文化にも造詣の深い先生方から多くのことを学ぶ機会になりました。
10年早く始めていれば、と悔やまれますが、供養にはなったかしら。残された時間、“着物を学ぶ!″ことを楽しみたいと思っています。
新しい自分を見つけた一年
昨年の十月に助講師講習に参加させて頂いてからの一年は、新しい事にチャレンジしたとても充実し心踊る日々でした。
助講師講習では担当の先生方に細かく指導して頂き、目から鱗が落ちる様な気付きが沢山あり大変勉強になりました。
春と秋の認定式では着付け舞に参加させて頂き沢山の仲間と出会え、皆で忙しい中を一つの目標に向かって切磋琢磨し、自分でも驚くほど練習し努力して迎えた本番の舞台での高揚感は今思い出しても胸が高鳴ります。あがり症の私が人前で着付け舞をする事にチャレンジし、楽しめているなんて驚きです。この年で又とない経験をさせて頂き感謝の気持ちでいっぱいです。
今の状況は
箪笥の中の着物を着たいと思い、初めはCMをやっている無料の教室に通いましたがイベントと称する着物販売会に出席することを強いられるだけでした。その後彩きもの学院にたどりつき初めから基礎科に入りました。夜間のお教室で、すぐに帯も結べるようになると思っておりましたが、今現在(8ヵ月目)満足に帯が結べるようになっておりません。
母や姑からの数ある着物に日の目を見せ、娘たちにも着付けてあげたい、との一心で通っています。私には必要のない振袖や男着などのカリキュラムはいらない、などと文句ばかりの私に優しく接してくださる先生に迷惑をかけてばかりです。コロナが終わればきっと着物でお出かけできると期待しております。
めざせ!スキルアップ
「my 着付け」という題の小さなアルバムが三冊、私の手許にある。それは四年前の初春彩の集いの写真から始まり入門や基礎科のインターン、お出かけ、椿山荘、歌舞伎、留舞い、お茶会、お茶の稽古などの着物姿や髪型を毎回写真に撮ってまとめたものです。
きっかけは母から譲り受けた着物を着た姿を寝たきりの母に見せ、笑顔が見たい、話が出来たならという思いからでした。今はアルバムを見返しコーディネートの参考にもしています。最初は目を覆いたくなるような着方もありましたが、徐々にポイントをおさえた着方になってきました。
これからも回数を多く着物を着てスキルアップを目指して行きたいと思います。共に行動した沢山のお仲間、いろいろな知識や体験を与えて下さった先生方やスタッフの皆様に深く感謝をしています。
着物を着ることが一大行事にならないように
私が「彩きもの学院」の門を叩いたのは、二つの出来事によるものでした。
① 温泉旅館で出された浴衣と半幅帯の着付けができず、帯にいたってはぐるぐる巻きにリボン結びで、いい年をして恥ずかしい思いをしたこと。
② 母が年を取り、腕が上がらないので、もう着物を他人に着せるのは無理だと言い出したこと。
このままでは、五年前に新調した、新年会で一度着たきりのピンクの派手な着物が「五年着なければ、もう着ないでしょう…」となってしまう。
そんな私ですが、わずか一年後の学院の新年会では、自分で着た着物姿で帝国ホテルのロビーを堂々と歩きました。それはまるで夢のような、少し誇らしい、素敵な体験でした。講師の田中先生の、「一大行事にならないように」という教えを胸に、一年通い続け、何とか基礎科を終了することができましたが、これからも折にふれて着物を楽しんでいきたいと思います。
着物の魅力
着物が詰まった箪笥を見ながら、着付けを学ぼうか迷っていた私の背中を押してくれたのは、子育て時代から異国で苦楽を共にしてきた親友でした。彼女は私の一年前に「彩きもの学院」に通い始めており、校は異なったものの多くのアドバイスをもらい、私は無事に学院生活をスタートすることが出来ました。
現在は、インターン制度を利用して今まで学んできた事を勉強する機会をいただいております。又、数年にわたり着物を着る機会が増え四季折々の着こなしの楽しみも少しずつ実感しています。
今後は伝統文化としての着物の魅力をより追求し、和の世界がもっと身近でワクワクするものになるよう日々精進して参ります。