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着付け講師資格を取るには?資格の種類や必要な費用・期間、働き方まで徹底解説

公開日:2026.02.02

「好きな着物を仕事にしたい」

「将来は着付けを教える講師になりたい」

そんな想いがあっても、資格の種類や取得方法が分からず迷っていませんか?着付け講師資格は複数の取得方法があり、学び方によって必要な期間や費用、取得後の働き方にも違いがあります。

本記事では、着付け講師資格の種類から取得までの流れ、資格取得後のキャリアまで詳しく解説します。自分に合った資格と学び方を見つけたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

着付け講師資格とは?基礎知識と必要性

ここでは、着付け講師資格の基礎知識と必要性について解説します。

「着付け講師」「着付け師」「着付けインストラクター」の違い

「着付け講師」は着付け教室などで生徒に技術や知識を教える仕事のことを指します。「着付け師」は、他人に着物を着せる技術を持つプロのことです。「着付けインストラクター」は着付けの技術を指導する立場の人を指し、「着付け講師」とほぼ同じ意味で使われています。

なぜ資格があるのか?講師として活躍するための信用とスキル証明

着付け講師資格は、一定水準の知識と技能を持っていることを証明するものです。資格取得には、着物の歴史や種類、TPOに合わせた選び方など幅広い知識が求められ、取得することで生徒からの信用を得やすくなります。

資格は必須?独学や経験だけで講師になれるか

着付け講師として働く際、資格は必須ではありません。独学で知識を身に付けて講師になることも可能です。ただし、自己流では技術や知識に偏りが生じやすく、基礎をしっかり固めにくいため、着付け教室で体系的に学び、技術を習得することがおすすめです。

「着付け講師資格」がもたらすキャリアメリット

着付け講師資格を取得することで、着付け教室や専門学校での講師として働くキャリアの幅が広がります。着付け教室によっては、仕事の紹介制度が整っている場合もあるので、資格取得後すぐに現場経験を積むチャンスもあります。

また、資格と実務スキルを身に付けていれば、着付け師としても活躍できるため、美容院や結婚式場などでも即戦力として働くことが可能です。

着付け講師資格の種類

ここでは、着付け講師資格の種類について解説します。

国家資格「着付け技能士」とは?(1級・2級)

着付け技能士は、厚生労働省が認定する着付けの国家資格です。1級と2級があり、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。

受験には実務経験が必須で、2級は原則2年以上、1級は5年以上の経験が求められますが、専門学校卒業者や美容師免許保持者は必要な年数が短縮される場合があります。着付け技能士は、国家資格であるため信頼性が高く、就職やキャリアアップに有利な資格です。

民間団体・教室認定の資格

民間の着付け資格は、各教室や団体が独自に認定している資格です。日本和装協会や京都きもの芸術文化協会など複数の団体が資格を発行しており、「着付け講師」「きもの講師」「着付師」など名称はさまざまです。

民間団体・教室認定の資格であれば、実務経験なしで受験できるため、未経験からでも挑戦しやすく、着付けの基礎を学ぶ方法としても適しています。

流派・スクール認定の「師範」「準師範」「教室認定講師」制度

多くの着付け教室では、最上位資格として「師範」の称号を授与しています。3級・2級・1級・準師範・師範と段階的にステップアップする仕組みで、基礎から指導レベルまでのスキルを身に付けることができます。

「教室認定講師」を取得すると自宅で着付け教室を開業でき、講師として活動の幅を広げることも可能です。

※認定基準や名称は教室ごとに異なるため、受講内容を事前に確認しておきましょう。

どの団体、教室の認定証がいい?選び方のポイント

資格選びでは、自分の目的に合っているかを基準に考えましょう。例えば、着付け講師として教室を開きたい場合は師範資格を取得できる教室、趣味の一環で着付けを深めたい場合は基礎から学べる講座が充実した教室など、目指す将来像に合わせて選ぶことが大切です。

また、資格取得にかかる費用や受講期間、卒業生の活躍状況も確認すべきポイントです。教室ごとにサポート体制も異なるため、資料請求や体験レッスンを通して比較検討しましょう。

着付け講師の民間資格取得までの流れと最短スケジュール

ここでは、着付け講師の民間資格取得までの流れと最短スケジュールについて解説します。

受講前のチェックポイント:目的・目指す講師像を整理

着付け講師の民間資格取得を目指す前に、どのような講師になりたいかを明確にしておきましょう。自宅教室開業、専任講師、副業など目的によって必要な資格レベルが変わります。

また、初心者向けの自装を教えたいのか、振袖などの礼装着付けまで指導したいのかなどの点も整理しておくと、選ぶべき講座や資格が明確になります。

スクール・通信講座・独学の比較

スクール・通信講座・独学の違いは以下の通りです。

学習方法特徴メリット注意点
着付けスクール  対面指導で実技中心の学習正しい技術を効率よく習得できる通学が必要、費用がかかる
通信講座動画・教材で自宅学習自分のペースで学べて続けやすい細かな技術確認が難しい
独学書籍や動画を見て独自に学習費用を抑えられる  資格取得が難しく、自己流になりやすい

最短で取得できる期間は?

着付け講師資格の最短取得期間は、教室や資格レベルによって異なります。彩きもの学院の講師養成カリキュラム(経営科)を利用すれば、最短6か月で『一級着付講師認定証』を取得し、プロへの道を切り開くことができます。

また、初心者向けの短期集中コースとして、2か月で基礎的な着付け技術を学べる講座も用意しているため、気軽にスキル習得をスタートすることが可能です。

試験内容・実技・学科・講習時間の目安

試験内容・実技・学科・講習時間の目安は以下の通りです。

項目内容
試験の中心実技試験が中心。自装(自分で着る)・他装(人に着せる)の両方を評価
試験形式制限時間内に、指定された着物・帯結びを完成させる実技テスト
初級レベル浴衣・訪問着など、基本的でシンプルな着付け
上級レベル振袖・留袖など礼装の着付け、複雑な帯結び
評価ポイントスピード・仕上がりの美しさ・着崩れしにくさなど
学科試験教室により実施あり。着物の種類、格、TPO、小物の知識などを出題
講習時間の目安初級:8~16回程度/中級以上:15~48回程度

受験資格・実務経験・流派要件など注意点

民間の着付け講師資格には実務経験は不要ですが、各教室が指定する特定コースの修了が受験資格となります。教室独自の流派や着付け方法を採用している場合、他教室での学習経験があっても、指定コースを最初から受講しなければならないこともあるため、事前に受験条件や受講要件を確認しましょう。

着付け講師の取得にかかる費用と準備すべきもの

初級レベルの資格であれば、受講料は5万円から20万円程度が相場です。彩きもの学院では、「一級着付講師認定証」を取得できる経営科は全18回で約6.6万円*となっています。準備物としては練習用の着物一式が必要ですが、有料のレンタルサービスを用意しているので、道具を揃えることが難しい方でも安心して受講できます。

*受験の際は、受験資格料7千円、資格認定料7万円が別途必要です。


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スクール・通信講座・独学、それぞれのメリット・デメリット

ここでは、スクール・通信講座・独学のメリット・デメリットについて解説します。

スクール通学のメリット・デメリット

スクール通学のメリットは、講師から直接指導を受けられる点です。帯結びや衿元の整え方など細かな動作をその場で確認でき、癖もすぐに修正してもらえます。同じ目標をもつ仲間とも学ぶことで、情報交換ができる点も大きなメリットとしてあげられます。

一方、デメリットは決められた曜日・時間に通う必要がある点です。まとまった時間を用意しなければいけないため、家庭や仕事との両立が難しい場合があります。

通信講座のメリット・デメリット

通信講座は、自宅で好きな時間に学べる自由度の高さがメリットです。映像教材を繰り返し見ながら自分のペースで復習でき、通学時間も不要なため、スケジュール調整が難しい方には取り組みやすい学習方法といえます。

ただし、直接指導が受けられず、細かな癖や手の動きの修正が自己判断になりやすい点はデメリットとしてあげられます。質問対応やフォローといった支援面も通学型に比べて限られることが多いため、実技をしっかり身に付けたい場合はスクール通学がおすすめです。

独学で資格取得を目指す際のリアルな難しさ

多くの民間資格では、認定教室の指定コース修了が受験条件となっているため、独学では試験を受けること自体ができません。書籍や動画で着付け技術を学ぶことは可能ですが、誤った方法を覚えてしまうと修正に時間がかかるため、講師資格を独学で取得するのはかなり難しいといえます。

どの学び方が講師として現場で通用するか?選び方の視点

現場で通用する講師を目指す場合、実践的な学習ができるスクール通学が最もおすすめです。スクール通学であれば、着付け技術に加えて、教え方や現場で求められる対応力まで総合的に身に付けられるため、即戦力として活躍しやすくなります。

学び方を選ぶ際は、着付け講師の資格取得だけを目的にするのではなく、実際に教える現場で使える技術や経験が積めるかという視点を重視するとよいでしょう。

体験レッスン・見学・卒業生の実績確認が重要な理由

着付け教室を選ぶ際は、必ず体験レッスンに参加しましょう。教室の雰囲気や講師の指導スタイルが自分に合うかどうかは、実際に体験してみなければ分かりません。

可能であれば、複数の教室を体験して比較するのがおすすめです。あわせて、卒業生の進路や活躍状況も確認しておくと、教室の技術レベルや業界での評価を把握できます。

資格選び&スクール選びで失敗しないためのポイント

資格選びでは、趣味として学びたいのか、仕事につなげたいのかなど、まず目的を明確にすることが大切です。スクールを選ぶ際は、受講料だけでなく、教材費・試験料・認定料などを含めた総額を必ず確認しましょう。

また、無料や格安レッスンをうたいながら、実際は高額な着物販売を目的としている教室もあるため注意が必要です。口コミや評判も参考にしつつ、安心して学べる教室を慎重に選びましょう。

資格取得後の働き方と収入(給料)事情

ここでは、着付け講師の資格取得後の働き方と収入事情について解説します。

講師として働く場所:着付け教室・呉服店・出張着付けなど

着付け講師の資格取得後は、大手着付け教室や呉服店併設の教室で指導する働き方があります。自宅で教室を開いたり、依頼先へ出向いて出張レッスンを行ったりするなど、働き方の選択肢は幅広くあります。

また、近年ではオンラインレッスンの人気も高まっているので、場所や時間にとらわれずに活動できる働き方も可能になっています。

一般的な給料・時給・歩合制の目安

着付け講師の一般的な給料・時給・歩合制の目安は、以下の通りです。

働き方・雇用形態報酬の目安
教室所属(正社員講師)月給18万円~25万円
フリーランス・業務委託1レッスン3,000円~8,000円     
歩合制(教室所属)       生徒数・売上に応じて変動          
個人教室(グループ)    1回約5,000円
個人教室(マンツーマン)          1回8,000円以上

副業・フリーランスとして活動するメリット・デメリット

副業やフリーランスとして着付け講師を行うメリットは、週末や夜間など、自分の都合に合わせて柔軟に働ける点です。時間を調整しやすいため、本業を優先しながら好きなことを仕事にすることができます。

デメリットは、生徒募集や教室運営をすべて自分で行う必要があり、安定した収入を得るまで時間がかかる点です。事務作業の負担もありますが、SNSやブログで集客できれば収入を伸ばすことも可能です。

キャリアアップ:講師→師範→教室運営者へステップアップ

着付け講師のキャリアは、まず認定講師として活動するところから始まります。指導経験を積みながら実績を重ねていくことで、師範や上級講師へと段階的にステップアップしていきます。

師範資格を取得すると、自分の着付け教室を開けるようになり、後進の講師育成や教室運営にも携われます。さらに、流派本部の講師や検定試験の試験官など、指導の場を広げる道もあり、長期的に安定したキャリアを築くことが可能です。

まとめ

着付け講師資格の取得方法は、スクール・通信講座・独学など複数存在しますが、現場で通用する指導力まで身に付けたい場合は、実践的に学べるスクール通学がおすすめです。

資格取得後は、教室勤務・個人教室・出張着付け・オンラインレッスンなど多様な働き方が可能で、副業から本業まで幅広くキャリアを広げられます。

彩きもの学院でも講師認定証の取得が可能で、「一級着付講師認定証」であれば受講期間6か月と比較的短期間で取得を目指せます。着付け初心者の方向けには、入学金・受講料無料の入門コースも用意しているので、どうぞお気軽にお申込みください。


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