2011.05.28
「城間びんがた工房特集」
紅型の技法や特徴をはじめ、ブログでは平良先生のインタビュー取材を配信。「彩きもの学院NEWS Vol.77」
全国の名匠が勢ぞろい。メーカーごとの特徴やコンセプトを紹介しました。
目次
日ざしがまばゆく美しい、さわやかな初夏の季節。
彩の節会・第18回「彩染織美術館」が、東京都日本橋にて開催されました。
城間びんがた工房より平良先生をお招きして、帯地染工程を特別実演。
会場は大勢の生徒さんで賑わいました。
琉球王朝の繁栄と共に開花した「琉球紅型」
すべての工程が手作業であり、使用する染料や道具類は大変貴重で、琉球紅型の為だけに使用されるものばかりです。
沖縄をイメージした特設展示ブース。
会場には沖縄の温かい雰囲気が漂います。①紅型の道具類
②ルクジュ(六寿)
③糊伏用筒
④コチニール貴重な自然の原材料に加え、すべて手作業から生まれるその美しさは、多くの人々を魅了してきました。琉球紅型は、松竹梅や牡丹などの植物文様、鶴や魚などの動物文様など美しい自然文様が特徴的です。「色挿し」
その後の全工程を考え、神経を集中させなければならない作業です。「隅取り」
ぼかしを入れて行く作業です。この工程により立体感が生まれます。
生徒さんの熱心な姿勢が印象的でした。
作家や職人の方々の説明にも、情熱が感じられました。
お友達、先生、作家と・・・
たくさんの生徒さんにモデルになっていただきました。