「木草弥や生ひ月」(きくさいやよいづき)が縮まって「弥生」。
桃の節句・上巳(じょうし)の節句・五節句の一つ。上巳は3月の己(み)の日。 元は身の穢れを人形に託し川に流す平安時代の儀礼「流し雛」がある。旧暦では 4月上旬頃で、桃の花も開く頃。江戸時代には銭湯で「桃の湯」が流行したとか。昔話『桃太郎』は鬼の退治の話で、桃には邪気を払い、長寿を保つことから「桃の花酒」を飲む。
・ 二人して雛にかしづく楽しさよ 夏目漱石
・ もたれ合ひて倒れずにある雛かな 高浜虚子
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【彩の歳時記2020年3月】