2022.04.25
2022年4月22日「東武朝日新聞」に大宮校・阿部校長へのインタビューが掲載されました。
”着物”とは無縁の生活が一変
首都圏で着付け教室を開講する彩きもの学院(本部:さいたま市)の大宮校・校長に昨年就任した阿部幹子さん。着物の着こなしは超一級と評判の着物美人だ。板に付いた着物姿に、幼少の頃から着物のある生活を送られていたのかと思いきや、着物とのかかわりは、彩きもの学院に入門した50歳のこと。 母の着物姿は幹子さんの授業参観日くらいしかなく、幹子さん自身も着物を着た記憶は幼少期の正月くらいだった。 成人式は洋服で出席したので「若い頃から着物の思い出は何もなかった」と阿部さんは振り返る。
そんな阿部さんが着物に出会ったきっかけは何だったのか。 転機は子育てが一段落して時間に余裕が生まれたことで、日本舞踊を習い始めたことだった。
踊りに着物は必需品。はじめのうちは踊りの先生に着せてもらっていたが、「せめて浴衣くらいは自分で着ることが出来るようになりたい」と、チラシで見かけた『彩きもの学院』の無料着付け教室を友人と3人で体験した。
着物は所有しておらず、急いで洗える着物を買い揃えた。 初めての授業では大勢の人が参加していて驚いた。 授業を重ねる毎に「こんなに難しい事を学ぶの」と挫折しそうになる反面、褒めてもらうことが嬉しかった。阿部さんは友人が辞めてしまった後も、一人で教室に通い続けることに決めた。
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阿部 幹子(アベ・ミキコ)
彩きもの学院大宮校校長。
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