2022年10月28日「東武朝日新聞」に、前号に引き続き大宮校・吉田講師へのインタビューが掲載されました。
座右の銘は「夢と希望を忘れず、前に進むこと』。
講師になるつもりはなかったが、 学院の勧めで講師を目指すことに。探究心と好奇心旺盛な吉田さんは「学院に入って視野が驚くほど広がった」と語る。
自分が見てきた世界以外の知識がどんどん入ってくる環境に刺激を受けた。
「家事と仕事だけの人生だったら、こんなに視野は広がらなかったかな」 と。今思えば、大学に進学するよりも価値があったと振り返る。 講師になると学ぶ内容も多岐にわたるようになった。
「より真剣に聞くと奥が深いのですね。ますます興味が沸いてきてしまって….」。
自分の失敗談も恥ずかしがらずにさらけ出す指導スタイルに生徒から笑いを誘うことも珍しくない。 技術を伸ばすために生徒を褒めることも忘れない。「私もそうでした。 褒められることは何よりも嬉しいこと。 生徒には楽しんで通ってもらうことが一番ですから」。
授業中は自然と顔がほころぶ。誰に対しても優しく出来るようになったのは、周りの人から助けられてここまで来たという思いから。
だから、誰に対しても恩返をしたいという思いが指導にも滲み出る。
「学院で学んできた知識を全て生徒さんに注いであげたい」と吉田さん。
最後に「吉田さんにとって着物とは?」。尋ねてみると、「憧れ。嬉しい気持ちにさせてくれるかけがえのない宝物ですね。自分を変えてくれた着物。
彩きもの学院の一員になれたことに対する喜びに感謝しかありません」
と、返ってきた。(終)
吉田 靜子(ヨシダ・シズコ)
彩きもの学院大宮校講師。
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