2024.08.09掲載メディア―東武朝日掲載《2024.8.9》
2024年8月23日「東武朝日新聞」に、前回に引き続き松戸校・小林講師へのインタビューが掲載されました。
第二の人生のきっかけは茶道。
そして着付けの道へ
高校教師時代に茶道の魅力を知る
大学を卒業すると、高等学校の家庭科の教師に。
教師生活の中で、家庭科クラブ、野球部、吹奏楽部の顧問も経験した。そして、新たな人生のきっかけを作ってくれたのが、学校で教わっていた茶道だった。教師生活の中で興味を持ったお茶を本格的に続けていきたいという思いが募り、退職する1年前に本格的に茶道を学び始めた。茶道は不思議と気持ちが落ち着くことが魅力だった。定年退職後に着付けの門をたたく
茶道には着物が必須だったので、はじめのうちは着付けを頼んでいたが、時間も費用もかかるので、「自分で着付けが出来たらいいな」という思いから、着付け教室に行くことに。定年退職した60歳を過ぎた頃だ。着付けの基礎を学ぼうと思って入門したが、学ぶうちに、次へ次へという気持ちが芽生えてきた。美しく着こなせるようになると嬉しく、お茶の先生からも「上手に着こなしているわね」と褒められると、ますますモチベーションが高まった。茶道の指導者も、着付けを本格的に学んだ経験を持つ人は少ない。
着付け教室で学んだ上品な所作は茶道でもいかんなく発揮された。日本の伝統文化という点でお茶も着付けも奥の深さが魅力だ。小林さんはこの魅力にどんどん引き込まれていった。
(続)
小林 典子(松戸校講師)(コバヤシ・ノリコ)
彩きもの学院・松戸校所属講師。
関連項目
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