「西の西陣、東の桐生」 と言われ、日本を代表する絹織物産地として桐生市の織物は有名で、別名 「織都(しょくと)」 と呼ばれるほど、絹織物の町として栄えてきました。
彩きもの大学では、群馬県・桐生市へバス日帰り研修を行い、織物工場として有名な三角屋根のノコギリ屋根や、桐生織・桐生絞りができるまでの工程を見学。国宝に指定された鑁阿寺にも立ち寄り、知的財産を追求する有意義な研修ツアーとなりました。
各校ごとに大型バスを貸切。国宝 「鑁阿寺(ばんなじ)」昼食会場 「秀吉 本店」
目次
こだわりの絹糸を用い、伝統を守り 「桐生織(国指定・伝統的工芸品)」 「桐生絞(群馬県指定・ふるさと伝統工芸品)」の紋織物や紬のきものや帯を創作。
そのほとんどは一品物で、新しい現代の女性にあった着物づくりを考え、着心地の良さ・風合い・裾捌きの良さを大切にし創作活動を続けられています。
・染色場
工芸品なので機械染色はなく、すべて職人さんの手仕事により染色。・製織工場
織りと絞りの歴史、技術を直接見て触れて体感。・絞り作業
きもの一反を張り伸ばし、染色や絞り作業を行います。・手織機
細やかな技術。そして気の遠くなるような工程。・八丁撚糸機
伝統工芸品 「桐生御召」 の緯糸を撚糸します。・泉 太郎さん(伝統工芸士)
織物と絞り染めの二つの技法の伝統工芸士です。
のこぎり屋根の工場で織物の歴史を感じながら・・・繭から糸をとり、染色して織り上げるまでの工程を見学。
貴重な資料や古器具・古織機を見学したり、織機に直接触れ、手織り・染色など貴重な体験もすることができました。
・織物博物館
桐生織の文化を担う、貴重な資料や古器具・古織機。・のこぎり屋根
音の光の対策。曇りガラスなのは高度な織物技術を守るための仕組み。・ジャンボ高機
明治中期、アメリカに輸出用として織ったジャンボ高機。・手織体験
桐生の織物の歴史を、直接触れて学ぶことができます。・藍染色
日本古来より行われてきた本藍。独特の香りと色合いが特徴。・記念写真
桐生研修の記念に、各校ごとに記念の一枚。※大宮校