2019.07.08
組ひもとは一定の方式によって交互に斜めに交差させて作られた紐です。正倉院宝物でも知られるように、中国文化の伝播によりもたらされ、平安時代から鎌倉時代にかけて調度品、絵巻物、武具、服飾品など広範囲に利用され、桃山時代から江戸時代初期にかけて男女の帯を組みひもとして用いられました。
組み台を使い、錘を一定の順序で動かして編んでいきます。手順がわからなくなった
時には傍にいる講師がサポートしてくれるので安心して取り組めます。
こちらでは組み台を使わず、夏糸を台に固定し、三つ編みの要領で丁寧に編んでいきます。
専用の糸を使って夏用の帯締めを編むこともできます。
グラデーションのきいた糸で何とも涼しげな帯締めが出来上がります。
・関連項目