目次
天平二年(730)年正月、大宰府の筑紫歌壇の重鎮「大伴旅人」宅での 新春「梅の宴」で詠まれた三十二首の序文。新年号『令和』の由来。 旧暦新春はちょうど梅が見ごろ。大宰府(福岡)は大陸にも近く、文化的 で気候も温暖で梅は初春を華やかに飾る花。万葉集編纂期の八世紀頃は 中国から伝わった時期で、初期万葉集の花として、桜でなく「梅」が多く詠まれました。 主要歌人・大伴旅人【665~731】は、高官位の大納言ですが酒を讃(ほ)むるの歌・十三首詠んでおり、酒をこよなく愛した人物。令和初の正月、日本のお酒に杯を傾けながら、梅(初花)の蕾のふくらみに新しい年への期待を寄せたいものです。
親族・知人が集まり、親睦しんぼくをはかる月。
「元旦」の「旦」の下線は地平線・日は昇る太陽。初日の出を拝し、
門松で年神様を迎え、若水を汲んで供え、雑煮やおせちを食べ、初詣をする。
新年祝賀の儀 天皇皇后両陛下・皇族の方々が、三権の長、在日大使とその配偶者から新年の祝賀を受けられる儀式。
宮殿東庭にて天皇皇后両陛下・皇族方が,国民から祝賀を受けられる。
第96回箱根駅伝(2日・3日)大手町から箱根までの往路5 区間、復路5区間の 217.9 217.9㎞で争われる。昨年の1 ・2 ・ 3 位は東海・青山学院・東洋大学。今年は六日 官公庁御用始め 1873(明治6) 年から、法律で定められた官公庁での新年最初の事務を行う日。
節分までを「寒かん」といい、この日は「寒の入り」、『節分』までが『寒の内』
七草粥は邪気を払う七種の菜を食していた中国の「七日正月」に由来。 春の七草( 芹・なずな・御形( ごぎょう) ・ はこべら・仏の座・すずな・すずしろ) が 入った粥を食べ、一年の息災を願う。日本では平安時代に始まり江戸時代に定着。
君がため春の野に出でて若菜摘む わが衣手に雪は降りつつ 光孝天皇
門松や注連( しめ) 飾りを取り払う。松払い・松送り(関西は一月十五日に行うところも)
年神様や仏に供えた鏡餅を下げ、食す。切るは切腹を連想させるので 木槌などで割り「切る」「割る」の言葉を避け「開く」という。
今年のお題は「望」。お題は天皇陛下が 決められる。両陛下の御前で一般の詠進歌
選者の歌,皇族の御歌,皇后陛下の御歌,最後に御製が披露される。国民参加の文化行事。
振袖は未婚女性の礼装で『万葉集』に、愛する人に向けて袖を振る歌が数多くある。
振る行為は厄払いや神のご加護で安寧を祈願する意味 も。華やか振袖姿は、正月の風物詩。
1995 年のこの日、死者約6300 人、30万人以上が被災。
「防災とボランティアの日」として制定。神戸市で「1.17 のつどい」を開催。
一年中で最も寒い時。「 寒仕込み 」
(凍り豆腐、酒、味噌など)を仕込む時期。
詞:星野哲郎 曲:山本直純
お正月映画と言えば、1969 年に第一作が封切られた「男はつらいよ」
今年で50 年。2019 年12 月27 日に『男はつらいよ お帰り 寅さん』が 全国でロードショー。主題歌の歌唱を今年40 周年を迎えた「サザンオール スターズ」の桑田佳祐が担当。監督・山田洋次は、桑田と渥美清は「心情において深く重なっているのでは」と前から思っていて依頼したと語る。
寅さんの啖呵「それを言っちゃおしまいよ」は乱暴だけど、一線を越えず聞くに堪えない「ヘイトスピーチ」を否定しているように感じます。
俺がいたんじゃお嫁にゃ行けぬ わかっちゃいるんだ 妹よ
いつかおまえのよろこぶような 偉い兄貴になりたくて
奮闘努力の甲斐も無く 今日も涙の今日も 涙の日が落ちる日が落ちる
・関連リンク