
2024.07.19
「親指を帯の上に置いて、他の指で帯を掴みます。その手をくるりと返して手の甲を畳へ置きます。」と先生の掛け声とともに技が目の前で披露された途端に、「ああ、これこれ!」と、自分が基礎科で受けたときのことが再現されると同時に、戸惑いながらの手の動かし方、当時は初めて尽くしで頭をフル回転させて集中していたなあという感覚を思い出しました。
仕事を終えて通う足取り、時にはうまくいかなかった日常のことも新宿へ着く頃には気持ちを切り替えて着付けに集中!毎回新たな発見を得て帰る時には「今日も教室へ来られて良かった」 、そんな自分がずっと続いています。背筋をシャキッと伸ばして美しい着姿を目指し、これからも頑張っていこうと思います。