彩・きもの通信

美しく着る

第28回彩染織美術館/日本橋サンライズビル2F

2021.06.13

日本橋サンライズビル


6月9日(水)~12日(土)、日本橋富沢町・サンライズビル2階にて第28回彩染織美術館が開催されました。

展示会場入り口

特別展示として「丹後ちりめん300年記念展」を開催いたしました。

<h3>来場記念品</h3>:学院謹製・丹後ちりめん帯揚げを御進呈。色は全4色!学院のロゴ入りです。

展示会場の様子

コロナ禍以降はじめてのサンライズビルにおける合同展示会となりました。感染症対策を徹底し、
問屋・各メーカーのご協力のもと、無事に催行することができました。

28回染織美術館:かわひらこ
28回染織美術館:菱屋善兵衛
28回染織美術館:西陣鈴木
28回染織美術館:丹後ちりめん

丹後ちりめん創業三〇〇年記念展


-日本最古の織物
 『丹後藤布』の世界-

丹後ちりめん(縮緬)の生産の始まりは1720年、京都西陣で技法を会得した絹屋佐平次が丹後の地に於いて独自の風合いをもったちりめん織りに成功、丹後一帯の機屋に広く伝授したことが元年とされています。

丹後ちりめん白生地
技術を凝らし様々な地紋を施した丹後ちりめん。今日の多種多彩なきもののデザインを支えています。
丹後ちりめんを用いた多彩な作品群
丹後ちりめん特別展の様子


-古代布『藤布』-

「古事記」に神話が記され、「万葉集」に詠われる日本最古の織物『藤布』。纏うことでその強い生命力を拝受すると言われる『藤布』は、しなやかな美しさと力強さを放っています。

藤布解説・実演

京都丹後より「遊絲舎」の小石原さんに藤布についての歴史、製作工程について実演・ご説明頂きました。

藤布・工程と実演

藤の蔓(つる)を乾燥・灰汁で煮出すなどの工程ののち繊維を取り出し手作業で糸を績みます。


丹後藤布作品群

摩耗や通気性に優れ、清涼感ある風合いが特徴。


・関連項目

彩染織美術館アーカイブス

掲載メディア:東武朝日新聞《2021.7.9》

SHARE
前のページ
次のページ
0120-073-005
(平日9:00~20:30 / 土曜日9:00~17:30)
無料受講お申込み
お問い合わせ
資料請求
無料受講お申込み
各校一覧
TEL