2016年9月、「池袋15’(いけぶくろじゅうごふん)」に掲載された春山校長のインタビューです。
<以下、記事全文>
「私たちは、着物という日本文化を伝える『動く広告塔』だと思っています。着物文化の担い手としてこれを絶やしてはいけません」 そう話すのは着物着付け教室「彩きもの学院池袋校」の校長、春山一恵さんだ。同学院は東京・神奈川・ 千葉・埼玉・栃木に着付け教室に8校を展開。30年以上の歴史とノウハウで、基本からプロの技術習得まで、 丁寧に学べる指導力が定評だ。受講者は延べ3万5千人。一度辞めてしまい他の教室に移った受講者でも、 同学院に再入学をするケースが多いという。 持ち前の明るさと確かな 技術力・指導力で受講者の人気も高い春山校長も、 元々同学院の受講者だった。「私は松戸校の生徒で、現学院長の大月淑子先生に着付けのーから教えて頂きま した。毎回の講義が本当に楽しかったですね。元々着 付け師になりたいと考えて いたのですが、大月先生に出会い、もっと技術を学び たいと考えるようになりました」(春山校長)
「衿元の美しさは どこにも負けない」
同学院は銀座校も開校。大小様々な着付け教室の中で、 着実に支持を得ている。特に着付けの技術は、高い評価を受けているという。 「中でも衿元の美しさは、 どこにも負けないと自負し ております。外を歩いていると、見知らぬ人からおほめの言葉を頂くこともあって、嬉しい限りです」 と明るく話す春山校長。 池袋校は受講者数が多く、取材時も平日午後に も関わらず、数多くの受講者で賑わっていた。 「皆さん着物を楽しんでいるのがこちらにも伝わってきます。また教室に来たいと思ってもらえるように、 私も教えがいがあります」 と話す春山校長。絶えてしまった、また絶えつつある伝統的な日本文化もある中で、着物は美しい伝統衣装として生き続けている。 「着物の魅力。それは若い方はもちろんですが、年齢を重ねた人にしか出せない 美しさがある点です。また装うには、常に正しい姿勢が必要です。歩き方や態度まで一本筋が通ったような感覚になります」
【学院データ】
・彩きもの学院池袋校
住所:豊島区池袋2-40-12西池袋第一生命ビル3F
フリーダイヤル:0120-073-005
春山 一恵(はるやま・かずえ)
彩きもの学院池袋校校長。