彩・きもの通信

美しく着る

留袖の着方と帯結び | 10月 彩きもの大学-Part1

2020.10.21
彩きもの大学では、校長による指導のもと、 自装の授業を中心に少人数で開催しています。
1クラス10名以下(1回の授業を2~3回行い人数を分散致します)で行っております。

10月のきもの大学-Part1では「留袖の着方と帯結び」の授業を行いました。

撮影:大宮校 2020/10/16

留袖の着方の授業①
中村校長|留袖の着方の授業②
袋帯の帯結び①
袋帯の帯結び②」

彩きもの学院では、こうした現在の社会情勢下だからこそ、学院での学び・文化活動を通して、日々の生活を豊かにしていただきたいと考えております。

※彩きもの学院では昨今のコロナウイルス感染症の状況に鑑み、教室内の衛生管理を強化しております。

  • 講師・スタッフののマスクまたはフェイスガード等の着用
  • 手洗い・うがいの徹底
  • アルコール消毒液の設置
  • 定期的な教室の換気・消毒

講師・職員一同、生徒の皆様が安心してお教室へお通い頂けるよう万全を期してまいります。


留袖とは

・留袖には「黒留袖」と「色留袖」があります。

黒留袖

黒留袖はミセスの第一礼装で、黒地のきものに五つ紋付きの裾模様とされています。
振袖の長い袖を切り、「袖を留めた」ことから留袖という名がついたといわれています。
黒留袖を着るのは結婚式や披露宴に列席する新郎新婦の母親、仲人婦人、親族です。

生地は一越縮緬が多く、染め抜き五つ紋の日向紋をつけ、衿、袖口、裾、振りが二枚重ねに見えるように比翼仕立てになっています。帯は、古典、有職、吉祥模様など格調の高い袋帯を付けます。

色留袖

色留袖は紋のついた裾模様で黒地以外のきものです。
五つ紋付きは黒留袖と同格となり、白の比翼をつけて第一礼装として用います。
三つ紋や一つ紋にする場合は比翼仕立てにせず、白や同系色の重ね衿を用いて華やかさを出します。
生地は縮緬や紋綸子などで格調ある袋帯を用います。結婚披露宴の他に祝賀会やパーティーなどに幅広く用いられます。色留袖はミスの礼装としても着られます。


関連リンク

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大宮校


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