2021.06.05掲載メディア:
日本橋サンライズビル
6月9日(水)~12日(土)、日本橋富沢町・サンライズビル2階にて第28回彩染織美術館が開催されました。
特別展示として「丹後ちりめん300年記念展」を開催いたしました。
目次
コロナ禍以降はじめてのサンライズビルにおける合同展示会となりました。感染症対策を徹底し、
問屋・各メーカーのご協力のもと、無事に催行することができました。
丹後ちりめん(縮緬)の生産の始まりは1720年、京都西陣で技法を会得した絹屋佐平次が丹後の地に於いて独自の風合いをもったちりめん織りに成功、丹後一帯の機屋に広く伝授したことが元年とされています。
「古事記」に神話が記され、「万葉集」に詠われる日本最古の織物『藤布』。纏うことでその強い生命力を拝受すると言われる『藤布』は、しなやかな美しさと力強さを放っています。
京都丹後より「遊絲舎」の小石原さんに藤布についての歴史、製作工程について実演・ご説明頂きました。
藤の蔓(つる)を乾燥・灰汁で煮出すなどの工程ののち繊維を取り出し手作業で糸を績みます。
摩耗や通気性に優れ、清涼感ある風合いが特徴。
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