彩・きもの通信

美しく着る

掲載メディア—Ton Ton(トントン)掲載《2024.3.1》
宇都宮・田谷講師インタビュー

2024.03.14

2024年3月1日号「Ton Ton(トントン)」に、宇都宮校・田谷講師へのインタビューが掲載されました。

経験を生かして美しい所作と着付けを教える
笑顔が素敵な彩きもの学院講師

 彩きもの学院宇都宮校で講師として活躍する田谷さん。母が着物で生活していて、姉もお茶やお花を習っていたそう。 小さい頃からよく触れていたうえ、その後も着物を着る機会はたくさんありましたが、 好きと言えるようになったのはだいぶ後でした。

 田谷さんは20代のころ、深夜のTV番組で抜擢され、”着物の似合う3人組”としてアイドル活動をしていたとか。その後、女優の道に進みます。時代劇などの舞台に立ち、本番だけでなく練習でも着物を着る生活に。「初舞台の際は浴衣すら自分で着られなくて。仕事のためという感覚で、あの時も着物が好きという訳ではありませんでした。でも、稽古場で見かける着物を美しく着こなす役者さんたちに憧れはありました。」田谷さんは芸能活動を休止した翌年に宇都宮に越してきます。着物を習える所を探していて同学院を見つけたそうです。「離れてみて、自分が着物を好きだったと気づきました。久々に広げて、こんなに綺麗なものを着せてもらっていたのか!って。新天地で友達もできたらいいな、と訪ねたところ、先生がすごく楽しそうに教えてくださり、私も綺麗に楽しく着たいと強く思うようになりました。」 入門コース出身の田谷さんの初心を忘れない指導も学院の良さの1つです。


 今後したいことは、紬の産地を周る旅だとか。 勉強を欠かさない田谷さんの原動力は、生徒の笑顔。 「生徒さんには、学院が楽しいと思ってもらえるように接しています。今後は、舞台女優をしている際に培った美しい所作を皆さんにも教えられるようになりたいです。話題には事欠かない世界だったので!のんびり雑談しながら着物を学んでみませんか?きっとみなさんのお宅にも眠っている着物があるはず。着ておでかけしてくれる人を増やせるよう、日本文化を繋げるように活動していきたいです。」










田谷 万貴子(タヤ・マキコ)

大阪府出身。 小学生時代に父の仕事の都合で埼玉に。 その後転勤を数回したのち、 東京で芸能活
動をする。 2017年に宇都宮に住み始め、 彩きもの学院の入門コースに入学。 3年経たずに1級
を取得し、現在は同学院で入門コースの講師として活躍中。

彩きもの学院 宇都宮校【田谷講師プロフィール】


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