彩・きもの通信

国の重要無形文化財に指定される絹織物『結城紬』の歴史・文化に触れるべく紬の里・茨城県結城市を訪ねました。

『天日干し』の結城紬がたなびく前で記念写真。


■機屋見学〜外山織物〜

【糸紡ぎ】
真綿から手でつむいで糸を作る。世界を見ても結城紬だけの工程。 一反に山手線一周分位の糸が必要。

「ツクシ」という道具に真綿を巻きつけ、引き出していきます。


【絣(かすり)くくり】
図案を糸にあて印を墨付けし文様となる所を一箇所ずつ綿糸でくくり防染。


【地機織り】
腰に巻いた経糸を張りながら 杼(ひ)で緯糸を打ち込んでいきます。

■湯通し工場

【糊抜き】

『嫁ぎ先』が決まった反物の糊抜きをする工程。
一反一反職人が指先で糊の料を把握し、湯通しを行う。7割位の糊をこの作業でおとします。

結城紬:糊抜き

【 巾だし】

湯通しで縮んだ反物の巾出しを 専用の器具を使って行います。

【天日干し 】

天日干しを行うことでやわらかく、 ふっくらした風合いが生まれます。
晴天に紬の柄や色が映える美しい光景です。


資料館 〜奥順株式会社〜

【資料館『手緒里』】

製作工程の紹介、実際に使用されていた多種多様な道具類、貴重な古文書等、結城紬の足跡を見学しました。


・関連項目

結城研修アーカイブス

「生産地訪問」アーカイブス


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