2010.01.24
結城紬の重要無形文化財に認定された三要件【手紡ぎ】【絣くくり】【地機織り】です。
【手紡ぎ】
●蚕5〜6個の真綿から糸を紡ぎだす作業。撚りをかけずに引き出すように紡ぎます。【絣くくり】
経糸に柄となる部分に図案通りに墨付けをし、
染料が染みこないように木綿糸で防染します。【地機織り】
地機という最も原始的な機で織上げます。精巧なもの程時間がかかります。
目次
・買い手の付いた反物を仕立てる前の作業の見学です。
●織物を温湯の中に通して、糸に付いている小麦粉糊を落とします。
●伸子(しんし)(竹ひご)を裏に張って
生地を伸ばします。糊抜きの済んだものは、柔らかく織り目が膨らんで暖かな風合いを増します。
工場はデザインの盗作防止の為に様子がのぞかれない敷地構造になっています。結城紬の天日干しを背景に記念写真。
結城市内の「喜久屋」さんでお食事美味しいお食事に舌鼓♪
結城紬の産地問屋『奥順』さんの敷地内の資料館を見学いたしました。
資料館『手緒里』では地元で収集された貴重な資料を見学し、結城紬の詳しい歴史を知ることができました。古民家を移築再生した『陳列館』では、数々の結城紬とふれあいました。陳列館前で記念写真。