2012.01.22
【重要無形文化財指定技術の三工程】を見学。
・糸紡ぎ
「真綿から手で紡いで糸を作る工程は、世界を見ても結城だけです」・絣くくり
「図案を糸にあてて印を墨付けし、点や線を一箇所ずつ糸でくくります」・地機織り
「手紡ぎ糸の弾力あるやわらかさに負担をかけずに、丁寧に織り上げられます」
目次
反物を仕上げる最後の工程を見学。
・糊抜き
「一反一反職人が指先で糊の料を把握し、湯通しを行います」・天日干し
「天日にさらしても色褪せすることなく、やわらかさが生まれます」およそドラム缶一本分ものお湯が必要になりますが、結城紬の風合いを出すためには欠かせない工程です。
結城紬の歴史を伝える日本でただひとつの本場結城紬染織資料館「手織里(ており)」
貴重な古文書や結城紬の柄の変遷など、歴史と伝統を学ぶことができました。
昼食は「喜久家本店」にて味わいとくつろぎのひとときを満喫しました。
「彩きもの学院NEWS Vol.81」「結城特集:匠の技に触れる」