2023年10月1日「Ton Ton(トントン)」に、宇都宮校・吉髙神講師へのインタビューが掲載されました。
気になるあの人。-interview 28
『生徒に寄り添う指導で
日本の文化を継承していきたい』
彩きもの学院で講師を勤める吉髙神先生。先生は会社に勤めながらの子育てに毎日翻弄していて、子どもの手が離れるまでは大好きな着物を学ぶことができなかったのですが、その後友人に誘われて彩きもの学院に入学します。「着物を着たくて茶道を始めたのですが、自己流だと着崩れするのではと心配で・・・。 先生たちのように綺麗に着たいと思っていました」
彩きもの学院の講師は、全員が同校の元生徒。だからこそ手厚いレッスンが可能です。「着物を着るために入学してくる生徒さんは、必ずしも裁縫など全ての授業が好きというわけではないですからね。 私自身も苦労したところなので、生徒さんの気持ちに寄り添うことができています」
先生は、講師になった今でも学んでいる最中だと生き生きと話してくださいました。「校長先生をはじめ尊敬する方が沢山おります。 結城紬の研修では工程の多さに感銘を受け、大変勉強になりました」。 着物を着ている時は背筋が伸び、通常時とのメリハリができます。
現在はコーディネートをさらに深めることにも挑戦中です。「着物や帯はもちろん、 帯あげ、帯締、 帯留めなどの小物の合わせ方もとても奥が深く、勉強になります。 綺麗になった姿を見て喜んでいる人の顔を見るのがすごく嬉しくて。 自分の好きなことを続けることで、着物という日本文化の継承に一役買えたら嬉しいです」
吉髙神 智子(キッコウジン・トモコ)
鹿沼出身。 昔から着物に興味があり、お子さんの手が離れた際に彩きもの学院の基礎科に入学。 5年ほど生徒として通ったのちに、現在は宇都宮校の講師に。 父からの教え「継続は力なり」をモットーに、 さらに粋な着こなしを目指して活躍中。
関連項目
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