少人数でしっかり学べ、楽しみながら着付けを学べると評判の彩きもの学院松戸校。
前号に続き松戸校の細川さんの特別取材をご紹介します。
自分が受けて感動したことは
今の生徒さんにも伝えたい入門から6年後に細川さんに転機が訪れました。松戸校の助講師として教室の手伝いをしていた細川さんが、学院本部での講師としての勉強をスタートすることになったのです。
「自分は講師になるなんて思ってもいませんでした。それでも周りの先生方がとても感じの良い方たちでしたので講師としての講座を受けることにしました。」
彩きもの学院さんは先生同士仲が良いのも特徴の一つです。「上下関係はありますが、言いたいことはきちんと言える環境です。」と細川さんは話します。
その先生方の姿を見ている生徒さんも学びやすい環境なのだと思います。
人柄の良い細川さんが教える教室は全体の雰囲気がパッと明るくなるのだそう。
「講師になった途端に上からものをいう人がいるが、細川さんはそういう人ではなく、常に周りに気を配ってくれる人なのです。」校長先生という立場にも関わらず、常に生徒さんと同じ目線で指導をされています。
「当時思った事は、この教室の良いところは、先生が技術を惜しみなく教えてくれるところだと思います。」そう話すご本人も、時間外でも生徒さんに熱心に教えることもあるのだとか。
「自分が受けて感動したことは今の生徒さんにも同じようにしたい。」温かい目でそう話してくれました。先生にも生徒さんにも慕われている細川さん。これからも着付けという日本の伝統文化を教え続けていきます。
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細川節子(ほそかわ・せつこ)
彩きもの学院松戸校校長。2001年より生徒として彩きもの学院で学び、 講師の資格を取得。各校で講師として経験を積み、2017年に校長職に就く。
関連項目